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来週の日経はユーロ円の円高と連動して25日線を割る場面はあるのか注目!

日経225相場、あるいは株式相場の今後の展開を予測していく上でも、重要ないくつかの要因について、検討しておきたいと思います。

≪ユーロ円相場との連動≫
 為替市場では、≪信用リスクが強まると、避難通過として円・ドル買い≫、逆に、≪信用リスクが緩和に向かうと、円・ドル売り=ユーロ・新興国・資源国通過買い≫が鮮明となります。3月中旬以降の反騰は、リスク許容度の回復に伴う、「株高・コモディティー高・新興国通過高」というセオリーに従っています。
 ドル円相場は、ベクトルが同一方向にあるので、極端な円高あるいはドル高は起こりにくい状況です。だから、ドル円相場は多少の変動があってもボックス往来的な色彩が強いのに対して、ユーロ円相場は、より値動きが荒く、ボラティリティーが高まる傾向にあります。

 このところ、ユーロ円相場と日経平均の相関性が異様に高い状況です。日本も決算発表本格化を控えて、「円高=企業業績の悪化」「円安=収益の改善」と公式がありますが、輸出関連株(自動車・電機・精密・機械)は値高株が多く、日経の寄与度も高いので、為替と連動しやすいです。特に精密セクターではユーロ圏向けの輸出関連株が影響を受けやすい。オリンパス、ニコンなどは、ユーロ相場とほぼ相関して動いています。

 ユーロ円と日経平均の連動性が異様に強いが、これは、一部ヘッジファンド、CTA(商品投資顧問)等が、株式と為替をリンクしたポジションを形成しており、それが異常なまでの連動性の原因とする見方があります。「円売りユーロ買い・株式先物買い」「円買いユーロ売り・株式先物売り」のペア・トレードがされているようです。ユーロの高値が4月6日、日経平均の高値が4月10日の9,068円であり、ユーロ円のピークアウトと共に、日経平均が騰勢を鈍くしているのは事実です。3月依頼の反騰相場もユーロ高と共に繰り広げられたことを考えると、ユーロ円相場と日経平均の連動に十分に注意を払いたいところです


FTSE 日本グリーンチップ35
 このETF(上場投信・コード1347)が4月27日設定、4月28日に上昇されます。「日本優良株ファンド」の性格が強いですが、環境関連のパッケージとして市場では注目されています。
 ハイブリッド車・電気自動車関連・太陽電池関連・エコ家電関連・原発関連・水関連が網羅されています。上場というタイミングを捉えて、短期筋で大量に買いあがっているが、業績よりも「環境は買い」というテーマ相場の熱気が市場を席巻しています。リチウム・イオン関連のGSユアサの株価動向は、環境フィーバーを象徴しています。好需給によって、空売り筋が買戻しを余儀なくされて上昇の原動力となっています。
 株価のピークアウトは、買い方の回転が止まった時であるが、「グリーンチップ35」にしても、上場前のフィーバーぶりを見れば、ETFの上場直前か上場時点が短期的なピークとなる可能性も否定できません。GSユアサの決算発表は5月14日です。


 ≪超低位株の暴騰≫
 4月22日、改正産業再生法が成立しています。最大のポイントは、公的資金を活用した一般企業への資本注入制度が新設されたことです。これにより、破綻も考慮して株価が形成されていた100円以下の超低位株では、空売りの買い戻しが入って軒並み暴騰しています。政府・政策投資銀行が、「公的資金注入の基準」をガラス張りにしない限り、こうした誤解のような買い戻しは今後も起こる可能性があります。資本主義の総本山である米国で、GM、クライスラーに莫大な公的資金注入を繰り返して以来、企業評価の「地軸」が歪んでいる状況です。

株式市場にとって、投資家のマインド改善はプラス要因ですが、個人(信用)は、4月第2週371億円、第3週665億円と買い越しです。買い戻しもありますが、新規買いから入った買いの回転が聞き始めていることを示唆しています。しかし、材料株物色が「過熱」から「暴走」に移行すると、その後に必ず長い調整の時期が訪れます

≪利食いスタンスの年金資金≫
 材料株の「暴走」は、市場全体の質を低下させます。信託銀行(年金勘定)は4月第2週の現物株式▲477億円+先物▲635億円=計▲1,112億円の売りこし、第3週も▲478億円+先物▲370億円=計▲858億円の売りこしです。

 今後のポイントは、材料株乱舞の後に、再び主力優良株物色に戻れるか否かです。そのカギとなるのが、ユーロ円相場であり、企業の決算発表です。2010年3月期決算の全貌が明らかになるまでは、相場に明瞭な方向感は出にくい状況で、当面はもみ合いが続く可能性が高いが、上昇のエネルギーを材料株・ボロ株で浪費している点が気になる所です。


≪クライスラーはNYTとWSJが「チャプター11」(連邦破産法第11条)の申請が近いと報道≫
 破綻の場合、市場も耐性ができてきています。ただし、クライスラーの破綻が、GMの処理にリンクしていることが問題です。GMのCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)スプレッドは24日(金)時点で23.044ベーシス・ポイントという異常値で、破綻するか否かではなくて、どう処理するのかに論点は移行しています。
 オバマ大統領が「ブラック・ホールに資金投入するようなことはない」と述べ、GMのヘンダーソンCEOは「チャプター11」に拒否反応を示していないことからも、壮大な解体処理が現実味を帯びています
 GM破綻で直接的な影響を受けるのは、部品会社・GM傘下のディーラー・GMAC・広義の債権者であり、試算では3~4兆円規模の損失との見方もありますが、雇用や個人消費に与える影響も含めて、「破綻してみないとわからない」というのが本音であり、この不透明感を相場は嫌います。昨年末よりもインパクトは薄れていますが、楽観視できるわけでもありません。米政府・財務省は連鎖倒産を防ぐために、部品会社に資金供給するとの報道もありますが、数百社に及ぶ企業すべてに適用されるかどうかもわからない状況です。

 こうして、今後の相場に影響を与える要因を検討してきました。この他にも、5月4日には、ストレステストの結果が公表されます。国内は連休にも入ることから、ユーロ円など為替の動きも監視しながら、8,900の上値の重さを確認することになるのか、下値は25日線を割るかどうか、その下の8400の窓を埋めにいく展開はあるのか、注目していきます。

 お試し会員定員枠に限りがありますのでまずはお気軽に、sakimono778@yahoo.co.jp まで、≪4月第5週お試し会員ご希望≫のタイトルでメールをいただければ、詳細をお送りいたします。よろしくお願いいたします。

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